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時間どろぼう。

栗原はるみさんの本、『わたしの味』の中で、『タイマーをかけて家事をする』という一節があった。それを読んだ時、『ほほぅ〜』と思った。家事ってキリがない。毎日の延長で、終わりなく続く。自制心と言うか、区切りは自分にゆだねられていて、うまい具合にやらなければ、何かひとつの事に没頭しすぎるて、他の事がおろそかになってしまったり、家事が嫌になったりもする。
そこで栗原さんいわく、タイマーをセットしてタイマーが鳴ったら例え途中であっても、一旦その事を止めるそうだ。そのうち5分なら5分で出来る事、またそのやり方のコツが分かるようになるし、日頃から工夫しておく事なども見えてくるのだろう。
そうした毎日の小さな事や、少しの時間か後に豊かな時間となって、自分にかえってくる。
『ON』と『OFF』の切り替えは、いわば、才能だ。
日本では未だ『OFF』という事にマイナスイメージがあるように思うが(まあ、ナショナリズムちゃナショナリズムであり、日本人の良いところでも勿論あるが)私個人的には、よりよい『ON』のためのよりよい『OFF』だと思っている。メンタル面も体力面もリセットして、納得のいく仕事をする。豊かな発想や満ち満ちたる気力や、行動力や。
休まなくても、いつでも完璧って人もいるかもしれないけれど、私はね。
ずっと会社勤めのせいも大きいかもだけど。
そして仕事においても、プライベートにおいても、それを豊かな時間としてその時間を作るのは自分自身だ。いかに自分の人生からデットタイムを無くし、有意義な時間に出来るか。
時間どろぼうに時間を盗まれてはいないだろうか。
私がこの『モモ』に出会ったのは中学生の時、当時エンデの作品にはまり、読みまくったのだが、特にこの『モモ』は感銘をうけ、購入してしまったほど。
映画化もされたし、知っている方も多いかとは思うが、『忙しい』『時間がない』と
二言めには嘆いている大人にこそ読んで欲しい1冊だ。
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by baniko01 | 2006-02-19 00:39